Instructor
TAJ公認指導員
TAJ公認指導員制度
日本で唯一のテレマークスキー技術指導員資格です。
一口にテレマークと言ってもクロカンや細板革靴からプラスティックブーツ、NTNなど道具として幅の広さとそれに伴う滑走スタイルの多様性は アルペンスキーやスノーボードの比ではありません。
そういった非常に幅の広いテレマークスキーの中で指導員制度を構築するということは困難の連続でした。現在では多様なテレマークシーンに対応できるよう全ての基礎となる非常にベーシックなテレマークの滑走技術のみに着目した技術指導が 行えるような指導員を育成しております。
細板革靴にも最新のプラスティックブーツにも共通するテレマーク滑走技術の核のような部分とアルペンスキーとも全く変わりのない斜面をタ ーンしながら降りてくる技術の核の部分。この2つの核の部分をわかりやすく解説し師範できるのがTAJ公認指導員です。
どんなにテレマークの自由さやスタイルの多様性があるといってもこの2つの核からの派生であることには間違いないからです。
現在認定している公認指導員は約80名です。公認指導員は最低でも2年に1回は教育事業部の主催する指導員研修会に参加する義務があります。
少しでも上手く滑れればテレマークスキーはもっと楽しくなる。IT技術が発達したとはいえ人類はまだ人がするスポーツを人より効率よく教えることができるシステムを手にしてはいません。ましてや道具の特性上画一的な技術論が通用しにくいテレマークスキーにおいてはTAJ公認指導員の果たす役割は決して小さくないのです。
しかし情報だけでテレマークスキー技術の上達を望むにはやはり限界があります。もちろん滑走技術の向上だけがテレマークスキーの楽しみではありません。多様な楽しみ方があるのがテレマークスキーです。それでも雪山やゲレンデをテレマークスキーで滑る楽しさはどんなスタイルであれテレマークスキーを愛好する人々にとっての共通の楽しみであり、その技術の向上を望まない人は決して多くはないでしょう。
TAJでは毎年1回指導員検定会を行いTAJ公認指導員を認定しております。アルペンスキーやスノーのボードに比べ圧倒的に人口の少ないテレマークスキーにおいて技術指導のできる人材の育成は協会が取り組まなければならない重要な事業です。 ITの発達により現在ではテレマークスキーに関する様々な情報は簡単に手に入るようになりました。
TAJ公認指導員とは
公認指導員になるまで
TAJ会員になる
教育事業部主催の「指導員受験者講習会」に参加する
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教育事業部主催の受験者講習会を修了していただきます。
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指導員検定受験者講習会はTAJ会員であれば誰でも申し込むことが可能ですが一定の技術レベルに到達していないと講習会の内容についていけません。現役のTAJ公認指導員かTAJ公認スクールに一度技術レベルのチェックを受けてからお申し込みされることを推奨いたします。
TAJ公認校開催の「スキルアップ講習会」に参加する
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TAJ公認スクール(スキルアップ講習実施校)でスキルアップ講習(合計8時間)を修了していただきます。
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指導員検定スキルアップ講習会実績は当該年度のみ有効で、これにより指導員検定試験の受験資格を取得できます。
指導員検定会に合格する
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教育事業部主催の指導員検定会を受験していただきます。
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指導員試験の受験資格取得者のみ受験可能です。
指導検定を通過した指導員には滑走技術の核となる部分には一定のスキルを保有していることが証明されています。したがって指導員研 修会ではテレマーク滑走技術中心の講習だけでなくクロカンやバックカントリーでの講習など本来のテレマークが持つ多様性について研修する機会を設けています。
教育事業部では全国で年に数回の「指導員研修会」を開催しております。指導員になったら最低でも2年に一度参加する義務があります。指導員の年次登録料を納めればこの指導員研修会の参加費は無料です。意欲のある方は年度内に数回の研修に参加しても研修費用は一切かかりません。
指導員になったら
指導員検定会・指導員検定受験者講習会
TAJ指導員検定を受験するには、受験者講習会(2日間)とスキルアップ講習会(8時間)の受講が必須です。
スキルアップ講習会はTAJ公認校のスキルアップ講習会実施校で受講してください。日程、料金などは各スキルアップ講習会実施校にお問い合わせください。
[PDF] 2024-25 TAJ 公認指導員検定会しおり
[PDF] 2024-25 TAJ 公認指導員検定 検定種目
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指導員研修会・検定員研修会
集合 9:00 雪上研修 9:15~ 解散 16:00 (状況により変更あり)
※各行事の詳細については TAJ ホームページにて順次お知らせしてまいります。